会社経営で心がけていることは?

ひとつは「正しい動機設定のもとに行動する」ということです。
「どういう目的のためにどういった信念をもって何をどうするのか」という物事の動機を問うように心がけています。経営者は会社の運命と一体となっています。自身が代表取締役であれば、会社に生じた結果は自己の責任であり、自己に生じた結果は会社に影響を与えてしまいます。永続する会社を作るためには目先の判断、短絡的な思考で判断を下すこと無く、収益、利益という価値観を超えた視野をもって英断していく必要があると心がけています。

もうひとつは、「リスクを恐れるよりも可能性に挑戦する」ということです。
会社が成長しないと社員も成長しません。つまり、人が成長できる会社は、社員も自然に成長していくということです。きちんとリスクが有ることを踏まえ、万一の事があってもそのリスクをカバーできるくらいの気概をもって可能性、将来性に挑戦をすることが大切です。こうしたことにより新しい社会が築かれ、社会に貢献できる会社になれればよいなと思っています。会社として行う一つ一つの取り組みが、より多くの人にプラスの影響を与え、変革をもたらすことにつながるよう心がけています。

会社を創られたきっかけは何でしょうか?

雇用のミスマッチや労働力を搾取するような日本の企業に見られがちな環境に関して違和感を覚えました。
私は「自分の会社を働く全ての人が誇れる会社」を作りたいということが理想です。その理想を叶えるためには自らが起業して、新しい事業、物やサービスを創り出していかなければならないと感じました。詳細は省きますが、起業を促す出来事があり、遅かれ早かれ起業するのであればスグ行動を起こしたほうが、早く目標に達することができると判断し起業したわけです。

経営者になってから、ご自身の気持ちに何か変化はありましたか?

正直「世の中甘くないな・・・」と痛感しました。心構えが相当甘かった、机上の空論とは、こういうことを言うのだな、と反省させられました。こうしたことを自分自身の肌身で経験してからは、データや数字などに頼りすぎず、自分の目、耳、実体験を大事な判断指標の一つとするようになりました。
また、「何をするにもすべては人である」ということも強く痛感しました。

御社の事業内容について教えていただけますか?

マンガ、イラスト、キャラクターといったものを軸としてコンテンツやビジネスのプロデュースを行っています。また、様々なクリエイター、ブレーンをマネジメントし、ネットワークしながら様々なプロジェクトを行っています。簡単に言うと、クリエイターとブレーンのプロダクションを行うビジネスコンサルタントの会社です。

経営における最大のポリシーは何でしょうか?

「一人でも多くの笑顔を作り出す」ことです。何かをプロデュースする事が当社の役割です。
つまり生み出すものの一つ一つがオンリーワン。多様な価値観の中でより多くの方に喜んで頂けるように取り組んでいます。

会社に込める思いをお聞かせいただけますか?

「社員・人財を大切に」するということです。
何をするにも人が全てだと思います。ロボットだけの社会に人間が自分一人だけがいても意味がありません。人が消費するものは全て人によって生み出されています。人という財産を大切にすること、共存共栄の精神をもって協力し合える環境であること、自社を愛し誇れるということ。つまり「愛され必要とされる会社であり続ける」ということをポリシーとしています。

次の目標は何でしょうか?

日本のクリエイターが世界で活躍できるような環境を作ることです。また優秀なクリエイターの育成に貢献することです。才能のある人がその才能が活かせる場がないために新しい文化の芽が、ひとつ、またひとつと枯れてしまうとことは非常に残念です。文化の継承、創出という点を含め、日本の優れたクリエイターを育む環境を創出することは、弊社の使命であると考えています。