法政キーマンズクラブへ参加された動機を教えてください?

JCとか経営者のサークルみたいな物は、バカが多そうなので、入りたくなかったのですが、しんわ経営の井上さんに誘われていつのまにか、入っていたという感じです。部長や課長と違って、社長なんてバカでもサルでもなれますからね。登記すればよいだけですから。

実際、入られてどうでしたか?

いやいやどうして、さすが法政大学!(笑)。中身のある方が多く勉強になります。同窓と言うこともあってみんな「本当のこと」を言ってくれます。これは貴重です。経営者は普通「いいこと」しかみんな言いたがらないですけど、ここではみんな本音で話してくれますから勉強になります。後づけの成功話なんかより、いやーまいったよ。という話の方が何倍も実感があります。

起業家を目指す法政の学生に対してのアドバイスはありますか?

とにかく勉強すること。死ぬほど勉強することです。勉強といってもセミナーに出たり専門学校に行くことではなく本を読めば十分です。世の中で活躍している人の学歴を見てください。みんな東大です。早稲田や慶応にも利口な奴はいますが、少数派です。つまり最低でも早稲田や慶応クラスでないと歯が立たないわけです。法政は悲しいかな偏差値では両校の下です。だからとにかく本を読む。今の会社経営は知能戦です。汗や体力でカバーできたのは20世紀までです。知恵では一生かかっても東大には勝てません。でも経験と知識でカバーすることはできます。まずは千冊読むことです。千冊読むと何となく経営や経済のことがわかってきます。

仕事上でこれまで最も失敗したことを教えていただけますか?

百以上失敗していますから最もといわれても難しい。とにかく経営は攻め続けることだと思っています。失敗なんか数えている暇があったら何かやる。成功すれば儲け物。失敗してもいつものこと。全然気にしていません。

読んでおきたい本を1冊推薦してください?

ドラッカーの本なら何でも良いと思います。ただ訳がこなれていないので、ある程度、経営についての本を読みこんでいないと意味がよくわからないかも知れません。もしあまり本を読んだことのない人ならば、著者が「起業した本人」の本から読み始めると良いと思います。日本経済新聞とかから出ているインタビュー形式の本はダメです。良いことしか書かれていませんから。

一流を目指すために必要なことは何だとお考えですか?

限界を超えることだと思います。難しい仕事や大量な仕事をやらなければならない。時間も限られている。一切ミスも許されない。こういう時に人間は伸びます。今まで限界だったことを超えると限界が上がります。一流と呼ばれる人は限界を何回も超えることで常人には届かないほどのレベルに達しているんだと思います。限界を超えないでほどほどにやっている人は、何年たっても何歳になっても一流にはなれません。ただ生きているだけ、その仕事を長くやっているだけで一流になるなら年寄りはみんな一流になっているハズです。

今後、目指していきたいことは何でしょうか?

ダイナミックなことがやりたいですね。ダイナミックって言葉は日本では死語になってしまったような気がします。なにかちまちま、ちまちました差別化で他を圧倒しようという、つまらない仕事はしたくないですね。どうだまいったか、ダイナミックだろうという仕事がしたいですね。